2021.04.15
Q:子どもに細かいことを言いすぎてしまいます。どうしたらいいでしょうか?
ついつい心配なあまりに、お母さんは特に心配になってお子さんに細かいことを言ってしまうことを止められない!というお声をよくいただきます。
こちらの対処法についてお応えしたいと思います。
A:お子さんに将来どのようになってほしいのか?をよく考えていただきたいと思います。
私は教育業界が長いので、経験上お伝えできるのですが
我々大人がお子さんに手取り足取り言いすぎてしまうと
「自分で考えることができない子」になってしまいます。
特に受験生によくあることなのですが、
【次は何をしたらいいでしょうか?】と毎回のように聞いてくるようになります。簡単に言えば、<何が正解かを他人に求める>ようになります。
また、卒業した後【自分で学習を進めることができない】状況になり、進学先で大変な思いをした生徒も見てきました!
たしかに短期的にみれば、今すぐに指摘してあげたほうがいいかもしれません。ですが長期的に考えると親御さんなしに生きていけなくなってしまう可能性も十分にあるわけです。人生は何が正解かマニュアルがあるわけではありません。特にこれからの時代は従来の価値観が通用しなくなってくるでしょう。
お子さんの人生の答え合わせは他人がするものではなく、ご自分でしかできないものです。
ですが、「全く指摘しないようにしましょう!」とお伝えしても心配な気持ちが優先してしまうのでなかなか難しいと思います。なので、指摘の方法を変えることから始めてみてください。
例えばですが、前日の夜に明日の支度をいつも代わりにしてあげているとしたら
お子さんに確認してみましょう!
「明日は何の予定(授業)なの?」
「必要なものは何かな?」「他には?」
「必要なものはどこにあるかな?」
と小刻みに質問してあげましょう!そして忘れてはいけないのは
「できたことに対してしっかり褒めて認めてください」これが重要です。
最初はすべてうまくいきません。私自身は本人が気づかないものはあえてそのままにしても良い部分も必要だと思っています。
本人が「しまった!」と思わない限り反省をして変化することはないのです。これは大人も同じことが言えます。小さな失敗はさせてあげる勇気をお母さんがしっかり持っていくことが大切です。
子どもだけでなく、我々大人も見守るよう成長していく必要があるのです。
では、どこまで失敗させたらいいのか?その設けるハードルの大きさはお子さんの個性によります。
やおき塾では一番最初、体験前に個性診断をしているのはそのためです。お子さんの個性を尊重して、経験値を積ませていく!これが自主的に考え、計画を立てて行動できるようになるポイントです。
場合によっては、親御さんの個性も拝見させていただきます。効果的な働きかけがそれぞれあります。
厚木市にある「やおき塾」では近隣だけでなく、海老名市・愛川町・伊勢原市・町田市・相模原市・横浜市・川崎市から通塾される子も増えてきております。
また、不登校のお子さんのコース(通塾・寮生活コース)も対応しております。不登校のお子さんは、生活習慣の改善をしないといけないケースが大半です。そのための寮生活になります。また、学校の長期休みの合宿も可能です。新しい形の食育学習塾です!